クレジットカードのショッピング枠を現金化するには業者を使うのが簡単です。
ただ、業者を利用すると最終的に困ることになりかねないので注意しましょう。
一括払いとは違って損がある
クレジットカードのショッピング枠を現金化すると家賃の支払いなどのように現金でなければならない支払いに対応できます。
その場を凌ぐには有効な方法ではあるものの、クレジットカードで翌月一括払いをするのとは違うのが問題点です。
商品やサービスの購入のときに翌月一括払いをすれば手数料が一切かからないため、単純に翌月に支払いのタイミングを延期することができます。
しかし、業者を利用して現金化した場合には手数料がかかるため、利用すればするほど資金が減っていきます。
例えば、10%の手数料がかかったとしたら、20万円のショッピング枠を使うと18万円を手に入れられますが、翌月には20万円を支払わなければなりません。
2万円の損になってしまう点に注意して利用する必要があります。
負のスパイラルが起こる
ショッピング枠を現金化していると負のスパイラルが起こるので気を付けましょう。
もともと現金が足りなくて困っていた状況で業者を利用すると、手数料の分だけ資金が減ることになります。
給料日が来て現金が手に入ったら、クレジットカードの支払いはできるかもしれません。
しかし、手数料分だけ支出が増えてしまっているため、また現金が不足してショッピング枠を現金化しなければならない状況に陥る可能性が高いでしょう。
資金がさらに減っているので、前月よりも大きなショッピング枠を現金化しなければならないでしょう。
すると手数料も大きくなり、翌月の資金はさらに圧迫されることになります。
このような負のスパイラルによって、最終的には払えなくなるか、クレジットカードのショッピング枠がなくなってしまうのが一般的です。
気軽な気持ちで業者を利用し始めてしまうと、取り返しがつかないことになる可能性があります。
まとめ
クレジットカードのショッピング枠は業者を使えば簡単に現金化できるのは確かです。
しかし、業者を利用すると手数料分の支出が増えるので、翌月の資金が圧迫されてしまう点に注意が必要です。
負のスパイラルが起こってしまって取り返しがつかないことになる事例もあります。
ショッピング枠の現金化をした後、きちんと生活を立て直せるかどうかをよく考えてから業者を利用しましょう。
金子 季子
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